SKハイニックスの265億ドルのADR資金流入、海外投資家の株式買い越し、韓国銀行の利上げが追い風となり、ドル・ウォン相場は2カ月ぶりの安値を付けた。
韓国ウォンは7月の反発基調を維持し、7月20日のドル・ウォン相場は1,478.4で終了した。6月末から70ウォン超下落し、5月11日以来の低水準となった。SKハイニックスの265億ドルのADR発行による資金がドル供給を増やすとの期待に加え、韓国株に対する海外投資家の買い越し再開、韓国銀行が7月16日に政策金利を2.5%から2.75%へ引き上げたことが相場を支えた。 ウォンは今月、対ドルでG20通貨の中で最も好調に推移し、7月20日時点で4.75%上昇した。英ポンドは1.7%上昇、豪ドルは1.63%上昇、カナダドルは1.59%上昇、ユーロは0.35%上昇、スイスフランは0.24%上昇した一方、台湾ドルは1.63%下落し、日本円は0.08%下落した。 韓国銀行の利上げにより、韓米の政策金利差は1.25ポイントから1ポイントに縮小した。加えて、米消費者物価指数の伸びが予想を下回り、今月後半の連邦公開市場委員会での利上げ観測は後退した。アナリストは、ウォン相場の次の焦点は韓国の4-6月期国内総生産(GDP)統計であり、予想を上回れば、相対的に強い成長見通しや通貨のファンダメンタルズ見直しにつながる可能性があると指摘した。