サークル社長、株価が260ドルから62ドルに下落も長期戦略を重視

サークル社長、株価が260ドルから62ドルに下落も長期戦略を重視

ヒース・ターバート氏は、Open USDや新たな収益分配モデルがステーブルコインの利益率に圧力をかける中でも、サークルは規制下のインフラ拡大を進めつつ長期的視点を維持していると述べた。

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ファクトチェック
この主張は複数の独立した情報源によって裏付けられている。Stocktwitsの一次報道は、CRCLがIPO後の高値である約260ドルから約62ドルへと約76%下落したこと、およびターバート氏がCircleは「長期戦を見据えている」と述べ、長期的な成長に注力していると説明したことを確認している。crypto.news(「Open USDという新たな競合がCRCL株に圧力をかける中、Circle社長がUSDCを支持」)とBlockBeatsも、同じ株価下落、長期的な視点での説明、さらに準備資産収益の分配と手数料無料のミントを特徴とするOpen USDが利益率圧迫の要因であることを独自に確認している。Wu BlockchainのX投稿は、これらの発言が2026年7月14日のFOX Businessのインタビューで行われたものだと結び付けている。この主張の全要素は裏付けられている。
要約

サークルのヒース・ターバート社長は、同社株がIPO後の高値圏である260ドル近辺から60ドル台前半へ急落した後も、同社は「長期戦」に集中していると述べた。7月14日にFOX Businessの取材に応じたターバート氏は、サークルがUSDCを軸にフルスタックのインターネット金融プラットフォームを構築しているとし、短期的な株価変動ではなく、着実な事業遂行こそが最終的に株主価値を左右するとの見方を示した。さらに、約730億ドルの流通残高と34のブロックチェーンにおけるネイティブ対応を挙げ、そうしたネットワーク効果は新興競合が容易に再現できないとして、USDCの地位を擁護した。こうした発言は、Visa、Mastercard、Stripe、ブラックロック、BNY、Coinbaseを含む140社超の参加企業の支援を受けてOpen StandardがOpen USDを立ち上げた中で出たものだ。Open USDは、管理手数料控除後の準備資産収益の分配に加え、手数料無料の発行・償還を提供している。みずほ証券が目標株価を50ドルに引き下げ、Hyperliquid残高に連動する新たなUSDC収益分配契約を受けてJPMorganがサークルとCoinbaseの利益予想を引き下げるなど、ステーブルコイン事業の採算性を巡る圧力も強まっている。競争、利益率、将来の準備資産収益を巡って投資家の疑念が高まる一方で、サークルは規制下での事業基盤拡大を続けており、7月10日にはCircle National Trust設立に向けたOCCの最終承認を取得した。

用語解説
  • ステーブルコイン: 法定通貨である米ドルなどに連動し、価値が安定するよう設計されたデジタルトークン。
  • ネットワーク効果: 利用者、提携先、プラットフォームの採用が増えるほど競争優位性が高まり、競合が追いつきにくくなる効果。
  • 準備資産収益: ステーブルコインの裏付け資産から生じる収益で、発行体、流通事業者、提携先の間で分配されることがある。