Eve Air Mobility、ANACが耐空性協議開始でEve 100認証前進 EASAの検証も始動

ブラジルの民間航空当局は、更新された耐空性基準に関する協議を8月18日まで実施する一方、EveはeVTOL機の欧州型式証明の検証開始を申請した。

要約

Eve Air Mobilityは、ブラジル国家民間航空庁(ANAC)がEve 100向けの更新版耐空性基準に関する協議を8月18日まで実施するとともに、同社が欧州連合航空安全機関(EASA)に対し、型式証明の検証開始を申請したと明らかにした。これら2つの措置により、Eveの電動垂直離着陸機(eVTOL)の認証プログラムはブラジルの枠を超えて拡大し、すでに米連邦航空局(FAA)を含む取り組みに欧州が加わることになる。Eveによれば、ANACの更新版基準は2024年11月に公表された最初の耐空性基準に続くもので、動力揚力機に関するFAAの指針を含む国際的な認証アプローチとの整合性を一段と高めることを目的とした改定が盛り込まれている。同社は2022年2月にANACに対する型式証明申請を正式化し、2023年には並行検証作業に向けてFAAとの連携を開始した。ANACは協議終了後に寄せられた意見を精査するとしており、EveはEASAとの次の段階として、製品の初期理解に向けた活動や追加の技術協議を進め、将来の国際運航を目指すとしている。

用語解説
  • eVTOL: 電動垂直離着陸機。
  • Type Certificate validation: ある航空当局が、別の規制当局主導の航空機認証を審査し承認するプロセス。
  • airworthiness criteria: 航空機設計が認証を取得するために満たす必要がある技術的・安全上の要件。