Kimi.aiが新規購読を停止、需要急増で計画見直し

Kimi.aiが新規購読を停止、需要急増で計画見直し

Moonshot AIは、需要がGPU容量を圧迫したことを受けてKimi K3の新規登録を停止した。一方、Bloombergは同社が香港でのIPOと新たな資金調達、さらにインフラの拡張を進めていると報じた。

ファクトチェック
この主張は一次情報によって直接かつ全面的に裏付けられている。Kimi.aiの公式Xアカウント(@Kimi_Moonshot)の声明は、過去48時間にKimi K3への需要がGPUの現在の容量上限に近づく水準まで高まり、その結果として新規サブスクリプションを一時停止した一方、容量を増強し、会員制度を2つのプランに分けたと明確に述べている。独立系の仮想通貨・テック系報道機関であるOdailyとBlockBeatsも同じ内容を報じ、公式投稿を引用している。主張の主要な要素である48時間の需要急増、GPU容量の逼迫、サブスクリプションの一時停止、会員制度の再編は、いずれも確認されている。
要約

Moonshot AIは7月19日、Kimi K3モデルの需要が公開から48時間以内に利用可能なGPU容量をほぼ埋め尽くしたことを受け、Kimi.aiの新規購読受け付けを一時停止した。同社は既存会員を優先し、追加インフラの稼働に合わせて段階的にアクセスを再開するとしている。これに伴い、計算資源需要をより適切に管理するため、有料プランを一般向けのKimi Web/App/Work会員と、別建てのKimi Code Membershipに分割した。既存契約者への影響はなく、K3の完全な重みは7月27日に一般公開される予定である。 Bloombergは別途、Moonshot AIが今後およそ6カ月以内の香港IPOの可能性に向け、株主決議案を回付したと報じた。また、5月に美団主導で付いた200億ドルの評価額から上積みされ、300億ドル超の企業価値となる可能性がある資金調達ラウンドを完了しつつあるという。同社によると、年間経常収益は6月に3億ドルとなり、4月の2億ドルから増加した。K3公開後には日次売上高が少なくとも6倍に増えたと報じられている。

用語解説
  • オープンウェイトモデル: 学習済みパラメータが公開され、他者がダウンロードして実行できるAIモデル。
  • GPU: AI計算に用いられる画像処理装置。
  • 年間経常収益: 継続的に発生する年間売上高を示す先行指標