Zcash、新ノード「Zakura」を公開 高速同期とIronwood対応

Project TachyonとValar Groupは、Zcash FoundationのZebraを基盤に構築したオープンソースのZcashフルノードクライアントを公開した。メインネットの同期高速化、ネイティブなプルーニング、スナップショット、既存インフラとの互換性を備え、Ironwoodを控えた環境整備を進める。

ZEC

要約

Zcashは、Project TachyonとValar Groupが開発し、Zcash FoundationのZebraを基盤とする新たなオープンソースのフルノードクライアント「Zakura」を正式に公開した。このソフトウェアは、7月28日ごろに有効化予定のネットワークアップグレード「Ironwood(NU6.3)」に対応するほか、量子回復性や再帰的証明を含む今後のZcashプロトコルのアップグレードに向けた基盤と位置付けられている。公表されたベンチマークでは、ZakuraはZcashメインネットとの同期を約4時間20分で完了し、Zebraの20時間46分と比べてノード展開を大幅に高速化できることを示した。クライアントには、ネイティブなブロックプルーニング、ノードスナップショット、既存のウォレットや取引所などのインフラ移行を容易にするzcashd互換モードも追加された。

用語解説
  • Zcashフルノードクライアント: Zcashネットワーク上でZcashの取引とブロックを完全に検証するソフトウェア。
  • Ironwood (NU6.3): 7月28日ごろに有効化予定のZcashネットワークアップグレードのバージョン。
  • block pruning: ノードが完全な形で保持する必要がなくなった古いブロックデータを削除し、保存容量を減らす機能。