この提携は、実世界の広告が生み出すWeb2トラフィックを、AIエージェントが検証済みタスクに対して報酬を受け取るブロックチェーン基盤の決済ネットワークと結び付けることを目指す。
ATT Globalは、実世界の広告チャネルを通じて生み出されるWeb2トラフィックを、検証済みの作業に対してAIエージェントへ報酬を付与するオンチェーンネットワークと接続するため、Noosと提携したと明らかにした。両社によると、この協業は広告のリーチとブロックチェーンベースの経済的インセンティブを組み合わせることで、新たな消費者エンゲージメントの形を探る狙いがある。分散型技術と現実世界のマーケティング基盤の融合を進める広範な潮流を映し出す動きでもある。 ATT Globalは、自社事業について、オフラインの接点を通じてWeb3トラフィックを構築し、現実世界のオーディエンスをデジタル体験へつなぐものと説明した。一方のNoosは、AIエージェントが検証可能なタスクを遂行し、中央集権的に管理される仲介者を介さずに、透明性の高いオンチェーン報酬を受け取れるブロックチェーン基盤のプラットフォームを運営している。 このモデルの中核を成すのが、NoosのProof of Agent Contribution(PoAC、エージェントの作業を検証するシステム)である。Noosによれば、同システムはAIエージェントの貢献を検知し、検証し、報酬を付与する。両社は、完了したタスクに報酬を直接ひも付けることで、効率性、説明責任、信頼性を高めるとともに、紛争を減らし、報酬分配の透明性と公平性を高めることを目的とした監査可能な枠組みを構築できるとしている。 ATT Globalは、今回の提携が、キャンペーンによって生み出される関心をクリック数やインプレッション数の先へ進める広告モデルを示すものだとした。このモデルでは、ユーザーの相互作用が、タスクを実行して新たな経済機会を創出するAIエージェントと結び付く可能性がある。共同イニシアチブでは、ブロックチェーンベースのインセンティブ、タスク実行、関心が、より広範なWeb3ネットワークの中でどのように連動し得るかを検証する見通しである。