フランス、日曜のワールドカップ決勝戦を前にPolymarket遮断へ

フランスの規制当局は、違法賭博や広告上の懸念、市場操作リスクを理由に、インターネットサービスプロバイダーに対しアクセス制限を命じた。予測市場には6月、フランスから57万8000件超のアクセスが集まっていた。

要約

フランスは、同国の国家賭博庁が7月16日にインターネットサービスプロバイダーへPolymarketへのアクセス制限を命じたことを受け、同サイトの遮断に動いている。理由として、違法賭博、広告上の懸念、市場操作リスクが挙げられた。この措置は、スペインとアルゼンチンによるワールドカップ決勝の数日前に実施されるもので、2024年11月の正式通告後に科された取引制限に続く対応である。それ以降、Polymarketはフランスの利用者に市場の閲覧のみを認めていたが、先月もフランスで約578,751件の訪問と205,057人のユニーク訪問者を記録した。プラットフォーム上のワールドカップ優勝予測市場の累計取引高は40億ドル超に達し、競合のKalshiも決勝戦関連市場で12億7000万ドル超の取引を処理している。フランス当局は、Polymarketのホームページに表示されるリアルタイムオッズが、無認可の賭博サービスに対する広告に当たると指摘しており、この違反には最大10万ユーロの罰金が科され得る。遮断措置は同社が現地規制を順守するまで継続される見通しで、チェコやポルトガルでも同様のアクセス制限が進み、欧州での圧力も強まっている。

用語解説
  • 予測市場: 利用者が将来の出来事の結果について取引する場。
  • 市場操作: 市場の価格形成や結果に不当に影響を与えることを意図した行為。
  • 取引高: 一定期間に市場で成立した取引総額。