FTX、7月31日に第5回債権者弁済を開始 9億ドル

5A、5B、6A、6B、7の各クラスの債権者は対象となるため、6月16日までに本人確認とオンボーディングを完了する必要があった。一方、45法域の請求者は提供事業者の制約に直面し、6カ月の期限が課される。

要約

FTXは7月31日に第5回債権者弁済を開始すると発表した。対象となる5A、5B、6A、6B、7の各クラスの請求者に対し、BitGo、クラーケン、Payoneerを通じて約9億ドルを分配する。債権者は6月16日までに請求確認、KYC(顧客身元確認)、税務書類、制裁スクリーニング、提供事業者のオンボーディングを完了する必要があり、対象となる支払いは処理開始から1〜3営業日以内に行われる見通しである。FTXは、ロシア、ウクライナ、キューバ、イランを含む45法域では分配提供事業者が利用できないため今回のラウンドの対象外になるとし、7月31日から6カ月以内に提供事業者のオンボーディングを完了しない請求者は分配を受ける権利を失う可能性があると述べた。破産財団はこれまで、裁判所が承認した再編計画の下で債権者に累計100億ドルを返還しており、公表された回収率は、裁判所承認済みの請求額ベースで5Aと5Bが105%、6Aと6Bが103%、7が120%である。

用語解説
  • KYC: 金融プラットフォームで求められる本人確認の審査。
  • sanctions screening: 制裁規則に基づき、制限対象の個人、法人、法域に該当しないかを確認する審査。
  • court-approved claim amounts: 分配計算のために破産裁判所が認定した請求額。