
米国によるイラン攻撃が9夜連続に入り、ホルムズ海峡を通る供給混乱への懸念が強まり、原油相場は上昇幅を拡大した。
7月19日遅く、米国による対イラン攻撃が9夜連続となる中、中東での供給混乱やホルムズ海峡を通る海上輸送リスクへの懸念が強まり、ブレント原油は約3%上昇して1バレル90.75ドル、ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は2.65%高の84.68ドルとなった。米中央軍は、米軍が新たな攻撃の波を開始したとし、海峡を航行する商船や民間船員への攻撃に使われるイランの軍事能力を標的とする攻撃を継続すると述べた。ANZリサーチのアナリストは、米国とイランの攻撃の応酬が増えたことで、週末にかけてさらなる混乱への懸念が高まったと指摘した。これに先立つ報道では、市場の値動きは戦闘の一段の激化や、ヨルダンとイラクでの米兵死亡の報告、さらに地域インフラの損傷や海上輸送の混乱悪化が原油価格を押し上げる可能性への広範な懸念と結び付けられていた。