アジア通貨は序盤おおむね落ち着いた動きだったが、アナリストは米国とイランの攻撃激化がリスク選好に敏感な資産の重荷となり、ドルを支える可能性があると警告した。
中東の紛争激化を受けてリスク選好が抑制され、安全資産需要が支えとなるなか、米ドルはアジア時間序盤の取引で底堅く推移した。アジア通貨はドルに対してもみ合ったが、米中央軍が米軍による対イラン攻撃の新たな波が9夜連続で始まったと発表したことを受け、アナリストは紛争が激化すれば下落する可能性があると指摘した。ドルは0.2%上昇して1,490.20ウォンとなり、豪ドルは0.6979ドルとほぼ変わらずだった。InTouch Capital Marketsのアナリストは、イランと米国を巡る材料が引き続き市場を支配しており、攻撃継続が原油価格を押し上げ、株式市場を不安定にしていると述べた。これより前の取引では、ドルが0.1%上昇して162.48円、ユーロが0.1%下落して1.1426ドル、英ポンドが1.3445ドルで横ばい、ニュージーランドドルが0.2%下落して0.5833ドルとなった。ブレント原油は1バレル=90.97ドルと3.3%上昇し、トレーダーは米連邦準備制度が7月29日に金利を据え置くとの見方を強めた。