
Allbridgeはユーザー流動性に追加リスクはないとし、Coreを流動性プールなしで再設計する方針を示した。一方、CoreとClassicは3カ月以内に現行形態での運営を終了する予定である。
Allbridge Coreは、フラッシュローン攻撃によりステーブルコインの流動性プールから約165万ドルが流出し、盗まれた資金がイーサリアムへブリッジされたことを受け、ソラナ上での稼働を停止した。攻撃者はKaminoから112万ドルのフラッシュローンを調達し、Allbridgeの内部プール価格をゆがめた上で、少額のUSDTを歪んだレートで約224万ドル相当のUSDCに交換し、その後イーサリアム上の複数アドレスに資金を分散した。Allbridgeは影響を受けたプールの流動性提供者に資金の引き出しを促すとともに、この不均衡により一時的なアービトラージ機会も生じたと説明し、そこから利益を得たトレーダーに対し、影響を受けたLPへの補償原資として資金を返還するよう求めた。その後チームは、ユーザー流動性にこれ以上のリスクはなく、Allbridge Nextは引き続き稼働しており、Coreは流動性プールを使わない形で再始動する計画だと述べた。加えて、CoreとClassicは3カ月以内に現行形態での運営を終了する。今回の事案は、2023年にBNBチェーン上のプールがフラッシュローン攻撃を受けた事例に続く、Allbridgeにとって2度目の同種の不正流出であり、DeFi(分散型金融)のクロスチェーンブリッジ基盤が抱える継続的なセキュリティリスクを改めて浮き彫りにした。