アームストロング氏、ビットコイン価格はマイニング変動よりインフレ懸念に連動

アームストロング氏、ビットコイン価格はマイニング変動よりインフレ懸念に連動

コインベースのブライアン・アームストロングCEOは、ビットコインの長期的な価格形成はマイニングのハッシュパワーよりもインフレ期待や恒常的な財政赤字の影響を強く受けると述べ、仮想通貨とAIを巡るエネルギー利用論争が再燃する中で見解を示した。

BTC

要約

コインベースのブライアン・アームストロングCEOは、ビットコインの長期的な価格はマイニング活動やネットワークのエネルギー使用量よりもインフレ懸念に左右されると述べた。マイナーが市場から退出しても、ビットコインの難易度調整によってブロック生成は予定通り維持されるため、ハッシュパワーがBTCの価値を直接決めるわけではないと主張した。Xへの新たな投稿でアームストロング氏は、マイニングに投じられるエネルギー量よりも投資家のインフレ期待の方が重要だと指摘し、民主主義国で財政赤字が続く限り、ビットコインの長期需要を下支えする可能性があると付け加えた。こうした発言は、チャマス・パリハピティヤ氏が電力と計算能力は仮想通貨マイニングと人工知能の間で競合する戦略資源になりつつあると主張した後、仮想通貨マイニングと人工知能の間でのエネルギー配分を巡る議論が激化する中で出た。

用語解説
  • 難易度調整: マイナーの参加増減に応じてマイニング難易度を変更し、ブロックが一定のペースで生成され続けるようにするビットコインの組み込みメカニズム。
  • ハッシュパワー: ビットコインネットワークの安全性確保とブロック検証を支えるためにマイナーが用いる計算能力。