HDFC銀行株が4%下落、利ざや低下が6月四半期決算の重荷に

HDFC銀行とアクシス銀行の株価はともに5%近く下落した。投資家が純金利マージンの悪化に注目したほか、アナリストは法人向け融資の伸びが強かった一方で、個人向け融資需要の弱さも指摘した。

要約

HDFC銀行とアクシス銀行の株価は月曜日、4~6月期決算で純金利マージンが弱含んだことを受け、ともに5%近く下落した。HDFC銀行の純金利マージンは前四半期の3.53%から13ベーシスポイント縮小して3.4%となり、アクシス銀行は16ベーシスポイント縮小して3.46%となった。アナリストは、HDFC銀行では手数料収入の弱さも加わったこの利ざや圧迫について、主に商業・法人需要に支えられて融資成長が改善したとしても、引き続き重要な注視項目になる可能性が高いと述べた。両行とも個人向け融資の勢いは弱いままだった。HDFC銀行株は非常勤会長アタヌ・チャクラボルティ氏がガバナンスと倫理上の懸念を理由に辞任した3月以降も圧力を受けているが、同行は6月、独立した法的レビューでその主張を裏付ける証拠は見つからなかったと説明した。モティラル・オスワルは、2027年3月期に終了する今期と翌期について、アクシス銀行の利益予想を2%引き下げた。

用語解説
  • 純金利マージン: 銀行の中核的な融資収益性を示す指標で、資産から得る利息収入と資金調達に支払う利息の差を測るもの。
  • ベーシスポイント: 0.01パーセントポイントに相当する単位で、金利やマージンの変化を表す際に一般的に用いられる。
  • 融資金利の見直し: 融資に適用する金利を調整することで、銀行の収益性に影響を及ぼし得る。