
この株式併合は、フランスのビットコイン財務戦略企業であるCapital Bがバランスシート戦略の拡大を続けるなか、機関投資家層の拡大と株式へのアクセス向上を目的とする。
Capital B ALCPBは9月8日に10対1の株式併合を実施し、発行済み株式数を約3億70万株から約3010万株に減らす。機関投資家向けの展開を後押しし、自社株へのアクセスを広げる狙いである。併合により1株当たり額面は0.08ユーロから0.80ユーロに引き上げられ、旧株10株が同等の合計価値を持つ新株1株に交換される。交換期間は2026年8月6日から9月7日までで、新たな併合後株式の売買開始は9月8日、基準日は9月9日に設定された。旧The Blockchain Groupで、欧州初のビットコイン・トレジャリー企業を掲げるCapital Bは、株式併合後の調整に対応するため、転換社債とワラントの権利行使を8月17日から9月10日まで停止するとした。一方、端株に相当する権利は9月14日以降、市場売却を通じて精算される。今回の措置により、同社株は機関投資家にとってより魅力的になる見通しである。Capital B株はユーロネクスト・グロース・パリで0.48ユーロ前後で取引されており、時価総額が維持されれば、併合後の参考株価は4.80ユーロ前後となる。BitcoinTreasuries.netによると、同社の保有量は3,139 BTCで、3,605 BTCを保有するドイツのBitcoin Group SEに次ぐ欧州第2位の上場企業によるビットコイン保有企業である。5月には、3回の増資後に1300万ユーロで192 BTCを購入した。6月には、将来の購入を支えるため最大50億ユーロの増資枠と最大1000億ユーロの信用枠設定について株主承認を得た。