Ademi LLPは、ブルックフィールドとCPPインベストメンツによる売却に関してLXPの取締役会が受託者責任を果たしたかどうかを調査しているとし、競合入札を抑制しかねない取引条件を指摘した。
ブルックフィールド・アセット・マネジメントとカナダ年金制度投資委員会(CPPインベストメンツ)は、純負債と優先株を含めて約52億ドルと評価される全額現金取引でLXPインダストリアル・トラストを買収することで合意した。株主には1株当たり61.20ドルが支払われる予定である。この取引により、買い手側は配送需要やサプライチェーン需要に連動する倉庫・物流不動産へのエクスポージャーを拡大することになる。Ademi LLPは7月20日、この取引に関連し、LXPについて受託者責任違反やその他の法令違反の可能性を調査していると表明し、取締役会がすべての株主に対する義務を果たしているかどうかを検証しているとした。同法律事務所は、LXPが競合提案を受け入れた場合に多額の違約金が発生する条項が合併契約に含まれているとし、さらにLXPの内部関係者が支配権変更時の取り決めに基づき多額の利益を受け取ると指摘した。