
米主要株価指数全体で空売り残高は複数年ぶりの高水準近辺にとどまり、NYSE上場株は6月下旬に過去最高の9.0%に達した。
空売り投資家は米国株全体で異例の大規模な弱気ポジションを積み上げており、空売り残高はS&P500構成銘柄の浮動株比で約3.7%、ラッセル3000構成銘柄で約6.1%と、いずれも2010年以来の高水準近辺にある。The Kobeissi Letterによれば、NYSE上場株は6月下旬に過去最高の9.0%に達し、2008年の約5.0%、2020年の6.0%を上回った。高水準の空売りポジションは、AIバブルの可能性や過大な利益期待、市場集中の進行を巡る懸念がくすぶるなか、市場上昇の持続性に対する投資家の根強い懐疑を浮き彫りにしている。