
米国とイランの緊張再燃やホルムズ海峡の海運リスクを受けて船舶の往来が減少し、貿易、供給、エネルギー安全保障への懸念が強まる中、北海ブレントはおおむね89〜91ドルで推移し、一時91.63ドルを付けた。
米国とイランの戦闘再燃、タンカー攻撃の報告、機雷リスクを背景に、ホルムズ海峡を通過する船舶の往来は大幅に減少し、原油価格を押し上げるとともに、より広範な供給混乱への懸念が再燃している。複数の海運データ提供会社のデータは通航量の急減を示し、北海ブレントはおおむね89〜91ドルで推移して一時91.63ドルに達した一方、WTIは84ドル台半ばを維持した。アナリストは、混乱が長期化すれば原油価格が1バレル=100ドルに向かう可能性があると警告した。マニラで会合を開いたASEANの閣僚は、イランに対する戦争と中東の主要海上輸送路に影響する封鎖が東南アジアの貿易とエネルギー安全保障を脅かしているとして、「深い懸念」を表明した。