
フランスは賭博リスクの可能性や一部の予測契約への懸念を理由に、インターネットサービスプロバイダーにPolymarketの遮断を命じた。一方、同社はフランスの裁判所でこの措置を争うとしている。
フランスは国内のインターネットサービスプロバイダーに対し、Polymarketのウェブサイトを遮断するよう命じ、仮想通貨を基盤とする予測市場の同国ユーザーへの提供を巡る対立が激化している。Polymarketは7月22日、フランスの国家賭博監督機関ANJが事業者に対して同プラットフォームへのアクセス制限を指示したことを受け、裁判所でこの決定に異議を申し立てる方針を明らかにした。フランス当局は、Polymarketのサービスが利用者を重大な賭博リスクにさらす可能性があるほか、サイトに掲載された一部契約にも懸念があるとしている。この事案は、こうした場を賭博サービスとして扱うべきか、金融市場として扱うべきかを当局が検討する中、5月にスペインがPolymarketと競合のKalshiを一時的に禁止した事例を含め、欧州全体でイベント連動型ベッティングや予測市場プラットフォームに対する規制圧力が強まっていることを示している。