フランスがPolymarketのウェブサイトを遮断、同社は法的異議申し立てへ

フランスがPolymarketのウェブサイトを遮断、同社は法的異議申し立てへ

フランスは賭博リスクの可能性や一部の予測契約への懸念を理由に、インターネットサービスプロバイダーにPolymarketの遮断を命じた。一方、同社はフランスの裁判所でこの措置を争うとしている。

ファクトチェック
主要な規制当局の情報源であるANJは、フランスが2026年7月16日にISPに対しPolymarketのブロックを命じたことを確認しており、フランス国内の利用者数増加(57万8751回の訪問)と市場操作・市場の健全性への懸念を明示的に理由として挙げている。これは当該主張の中核と一致する。複数の独立系メディア(CryptoSlate、TradingView/Coinpedia、BigGo、EGR)もこれらの事実を裏付けている。「法的異議申し立てを計画している/フランスの法的手続きを通じて争う」という要素は二次的な集約サイトで裏付けられているものの、Polymarketの直接声明は確認されておらず、この部分の主張の裏付けは中程度にとどまる。総合的にはこの主張はおおむね事実である可能性が高いが、法的異議申し立てに関する部分の確度はやや低い。
要約

フランスは国内のインターネットサービスプロバイダーに対し、Polymarketのウェブサイトを遮断するよう命じ、仮想通貨を基盤とする予測市場の同国ユーザーへの提供を巡る対立が激化している。Polymarketは7月22日、フランスの国家賭博監督機関ANJが事業者に対して同プラットフォームへのアクセス制限を指示したことを受け、裁判所でこの決定に異議を申し立てる方針を明らかにした。フランス当局は、Polymarketのサービスが利用者を重大な賭博リスクにさらす可能性があるほか、サイトに掲載された一部契約にも懸念があるとしている。この事案は、こうした場を賭博サービスとして扱うべきか、金融市場として扱うべきかを当局が検討する中、5月にスペインがPolymarketと競合のKalshiを一時的に禁止した事例を含め、欧州全体でイベント連動型ベッティングや予測市場プラットフォームに対する規制圧力が強まっていることを示している。

用語解説
  • 予測市場: 選挙、スポーツ、経済動向など将来の出来事の結果について、利用者が取引を行うプラットフォーム。
  • 賭博リスク: ベッティング型商品によって利用者に生じ得る金銭的損害の可能性であり、多額の損失に至る恐れを含む。
  • 予測契約: 特定の出来事が発生するかどうかに連動して売買されるポジション。