サムスンとバークレイズ、米国でSamsung Galaxy Cardを開始

このVisaカードは、Samsung Walletを通じたサムスンの米金融サービス展開を深めるもので、両社はカード以外への提携拡大にも意欲を示した。

要約

サムスン電子とバークレイズは米国でSamsung Galaxy Cardを開始し、サムスンにとって米国初の提携クレジットカードとなった。これにより、Samsung Walletを軸とする金融サービス展開を一段と強化する。Visaブランドの同カードでは、Samsung Wallet内で申し込み、口座管理、支出追跡、特典交換が可能で、米国のサムスン製品購入で5%のキャッシュバックに加え、Samsung Payやその他の支出カテゴリでも追加特典を提供する。米国での申し込み受け付けは7月22日に始まる予定である。 今回の開始により、サムスンは米決済市場でApple Payにより直接対抗する構図となる。テクノロジー企業と銀行が、デジタルウォレットと金融商品との結び付きを一層強める動きを進める中での展開でもある。サムスンとバークレイズはいずれも、この提携を戦略的かつ長期的なものと位置付けており、初期のカード提供を超えて追加の商品や機能へ拡大する可能性を示唆した。 バークレイズもこの提携を通じ、米国の個人向け金融およびカード事業の拡大を進める。同行は、2024年のGeneral Motorsのクレジットカード事業買収を受けて米国でのカード事業基盤を広げた後、新たな提携先の開拓を積極的に進めてきたと述べた。

用語解説
  • Samsung Wallet: 決済、口座管理、その他のモバイル金融機能に対応するサムスンのデジタルウォレット
  • co-branded credit card: 銀行と消費者ブランドが共同で展開するカードで、通常は当該ブランドに連動した特典が付く
  • Visa card: Visaの決済ネットワーク上で機能する決済カード