同社は併せて、最大770 Wのユーティリティ向け出力と屋根設置に適した設計、効率向上を組み合わせた住宅用の改良版TNC 2.0 G12R-48も公開した。
Tongweiはミュンヘンで開催されたIntersolar Europe 2026で、市場の異なる領域を対象とする2種類の改良型太陽光モジュールを発表した。ユーティリティ規模案件向けのTNC 3.0 BIFIMAXと、住宅屋根向けのTNC 2.0 G12R-48である。主力製品として発表されたTNC 3.0 BIFIMAXは、TÜV Rheinlandの認証を取得し、最大93.07%の両面発電率(裏面発電能力)、最大770 Wの出力、最大24.8%の変換効率を実現するとTongweiは説明した。同社によれば、両面発電率の向上はプロジェクト採算を大きく改善する可能性がある。ドイツ・ハンブルクの100 MW太陽光発電所では、この構成により標準モジュールと比べて年間18万ユーロの追加収益を生み、耐用期間全体で8162万kWhの追加クリーン電力を創出するという。Tongweiはまた、このモジュールが過酷な環境向けに設計されており、-0.26%/°Cの温度係数と、豪雪や強風下でマイクロクラックへの耐性を100%以上高める特殊なシングルド接続を備えるとした。住宅向けでは、Tongweiは改良版TNC 2.0 G12R-48を公開した。最大480 W、24%の変換効率、2 m²未満のコンパクトサイズを備え、限られた屋根スペースの最適化と設置の簡素化を図るとしている。同社によれば、360° 3Dパッシベーション技術により低照度時の性能が向上し、発電時間帯は夜明け前から日暮れ後まで拡大する。また、シングルド接続と均一なデザインにより、耐久性向上と現代的な住宅建築との調和を目指した。