
米国とイランの攻撃応酬や紅海での攻撃を受け、供給懸念からブレント原油は92.50ドル超、その後95ドルも上回った。インド準備銀行の支援やそれまでの資金流入があったものの、ルピーや株式、インフレ見通しの重荷となった。
米国、イラン、イエメンのフーシ派が関与する紛争の激化を背景に原油価格が急騰し、インドの為替・株式市場には改めて圧力がかかった。前日の取引で0.2%反発して96.23となったルピーは、96.40-96.45前後で軟調に寄り付くとみられた。市場では、原油高や米国債利回りの上昇、供給混乱への根強い懸念が重しになる一方、中銀関連の資金流入や96.50近辺でのインド準備銀行の介入観測が一部下支え要因と受け止められた。インド株も安寄りが見込まれ、GIFTニフティは23,864と、主要株であるブルーチップが2週間ぶりの大幅な1日下落を記録した後、ニフティ50の水曜終値23,996.25を下回る水準を示した。市場参加者は、原油高がインドのインフレ、貿易収支、成長率、企業利益率を圧迫すると指摘した。速報値では、海外機関投資家が81億9000万ルピー、国内機関投資家が41億8000万ルピー相当の株式を売り越しており、決算を材料に個別銘柄の値動きも見込まれた。