銀聯、Paymob経由でエジプトの16万台POS端末に対応拡大

今回の展開は、エジプト中央銀行と中国人民銀行の立ち会いの下で2025年9月に締結された協力協定に続くもので、Paymobの加盟店ネットワーク全体で銀聯カードの受け入れを拡大する。

要約

銀聯国際は、Paymobとの提携により、エジプト全土の16万台超のPOS端末(カード決済端末)で銀聯カードの利用が可能になったと発表した。これにより、海外カード保有者の利便性が高まるとともに、エジプトの加盟店は海外消費の取り込み機会を広げることになる。今回の拡大は、2025年9月に締結された戦略的協力協定に続くもので、両社によれば、調印から全面的な市場導入までを8カ月で実現した。当初の協定は、エジプト中央銀行と中国人民銀行の立ち会いの下で締結されており、決済回廊に対する双方の重視姿勢を示している。Paymobは、Endeavor EntrepreneursのIslam Shawky、Alain El Hajj、Mostafa Menessyが率いており、今回の展開によって数百万人の海外カード保有者と、宿泊、小売、飲食、観光、交通を含む幅広い分野のエジプト加盟店が結び付くとした。銀聯国際の総経理であるFeng Chen氏は、この取り組みについて、世界の旅行者の決済体験を向上させると同時に、エジプト企業がより多くの越境消費を取り込む後押しになるとの考えを示した。両社は、今回の展開がエジプト中央銀行の金融デジタル化と、現金依存度の低い決済システムの構築方針に沿うものだと説明。観光と越境貿易の拡大に合わせ、今後も域内での受け入れ体制を拡充していく方針を示した。

用語解説
  • POS terminals: レジで使用されるカード決済端末
  • cross-border payments: 異なる国の当事者間で行われる取引
  • cash-lite: 現金への依存度が低い経済