
テザー(USDT)が支援したトゥエンティワン、Strike、Elektronの統合計画は撤回された一方、Elektronとの別個の取引は引き続き精査中で、Strikeは独立を維持する。
トゥエンティワン・キャピタルは、ジャック・マラーズの退任を受けてラファエル・ザグリーを最高経営責任者(CEO)に任命した。一方で、テザー(USDT)が支援したStrikeおよびElektronとの統合計画は撤回した。Strikeは独立したまま存続し、トゥエンティワンはElektronとの別個の取引について引き続き精査しているものの、最終合意には至っていないとした。 今回の変更により、4月に示された構想は白紙となった。この構想では、トゥエンティワンのビットコイン財務事業、Strikeの金融サービス基盤、Elektronのマイニングインフラを、財務管理、決済、融資、マイニングにまたがる単一の企業グループに統合する計画だった。マラーズは、自身が創業したStrikeに注力するため退任したと述べ、これに先立ちトゥエンティワンの取締役を務め、Elektron Energyのチームを率いていたザグリーが7月20日付でCEOに就任した。 トゥエンティワンは現在、事業会社、資本市場サービス、ビットコイン担保型金融商品、融資を中核とする、より広範なビットコイン特化の事業会社へと再構築を進めている。この方針転換は、テザー(USDT)が5月にソフトバンクの保有株式を全て取得して同社への支配力を高めたこと、さらに取締役の退任により監査委員会の独立性が必要水準を下回ったとしてNYSEからコンプライアンス通知を受けたことに続く動きである。