バイナンスへのクジラ流入は2025年1月以来の低水準に低下し、中規模から大口のウォレットは買い集めを進めている。一方で、バイナンスとUpbitの現物取引活動は引き続き低調である。
XRPは水曜日に1.14ドル前後で推移し、日中で2%超上昇した。新たなオンチェーンデータが、大口保有者による売り圧力の緩和を示した一方、現物市場への参加は依然として弱いままだったためである。トークンは引き続き注目度の高い1.18ドルのブレイクアウト水準に抑えられているが、最新のシグナルは、これまで主にデリバティブのポジショニングに左右されてきた市場に対し、供給面でより前向きな構図を加えている。 バイナンスでは、クジラの預け入れが2530万XRPへ減少し、2025年1月以来の最低水準となった。ピーク時の5億8300万XRP(約13億6000万ドル)から大きく低下している。Darkfostは、クジラ流入の90日平均も2025年初めの約4億6000万ドルから約6900万ドル近くまで低下したと指摘し、バイナンスにおける最大級のXRP売り手は売却余力を使い果たしつつある可能性を示唆した。Santimentのデータでは、10万~1億XRPを保有するアドレスの保有量が5週間で2.8%増加した一方、0.01XRP未満のウォレットは保有量を5.2%減らしており、最小規模のアドレスが退出するなかで大口保有者が買い集めていることが浮き彫りになった。 こうしたシグナルは、依然として低調な現物活動と対照的である。Upbitにおける週間XRP取引量は、6月下旬から7月中旬にかけてすでに約51%減少していた。CryptoOnchainも以前、バイナンスでの流入・流出と入金アドレス数が急減したと指摘していた。先行するデリバティブデータでは、建玉が24億ドル超に達し、バイナンスのXRP建玉も5.9%増の4億2380万に拡大していた。資金調達率は中立近辺にあり、現物市場の幅広い需要が明確に戻らないまま、レバレッジをかけたポジショニングの積み増しが進んでいたことを示している。最新の動向は、買い集めがXRPの下値を支える可能性を示す一方、持続的な現物買いが依然として注視すべき最重要シグナルであることを示唆している。