Bitdeer、2026年6月の採掘量990BTC 自社採掘ハッシュレートは73EH/sに上昇

Bitdeer、2026年6月の採掘量990BTC 自社採掘ハッシュレートは73EH/sに上昇

ナスダック上場のビットコイン採掘企業は5月および前年同月から産出量を伸ばし、共同採掘とAIクラウド事業を拡大したほか、ジョホールバルのデータセンターについて10年の賃貸契約を締結した。

BTC

ファクトチェック
Bitdeerの公式IRプレスリリースにより、2026年6月の採掘量が990 BTCで、前年同月比388%増となり、自己採掘ハッシュレートは73.0 EH/s、AI CloudのARRは約7600万ドルであることが確認された。前月比7.5%増についても、5月の生産量が921 BTCだったとするYahoo FinanceおよびTradingViewの報道で裏付けられている。「ジョホールバルのデータセンター賃貸借」は、BitdeerがマレーシアでAI Cloud容量向けに新たに締結した10年リース契約を指す(ジョホールバルはマレーシアの都市)。これらの主張の各要素は、一次情報と独立した報道の双方で裏付けられている。
要約

Bitdeerは米証券取引委員会(SEC)に提出した事業更新で、2026年6月のビットコイン採掘量が990BTCだったと明らかにした。自社採掘の計算能力が70.2 EH/sから73 EH/sに上昇し、自社採掘向けに稼働するマシン台数が243,000台に増加したことを背景に、採掘量は5月の921BTCから7.5%増、前年同月の203BTCから388%増となった。Bitdeerは共同採掘契約の下で第三者データセンターでも56,000台のマシンを運用しており、関連する計算能力は前月比59%増の15.9 EH/sに拡大した。採掘事業の拡大と並行して、AI Cloudの年換算売上ランレートは6900万ドルから約7600万ドルに増加し、GPU稼働率は90%から95%に上昇、外部契約下のGPU数は3,305基から3,517基に増えた。Bitdeerはまた、IT容量21.7メガワットのジョホールバルのデータセンターについて、2027年第1四半期の引き渡し予定で10年の賃貸契約を締結した一方、約3ギガワットの電力ポートフォリオの一部をビットコイン採掘からAIクラウドまたはコロケーション用途へ切り替える可能性の評価も続けている。

用語解説
  • EH/s: エクサハッシュ毎秒。採掘計算能力を示す指標。
  • co-mining arrangements: 採掘事業者が自社拠点だけでなく、第三者施設でも自社マシンを運用する仕組み。
  • annualized revenue run rate: 現在の売上ペースを1年分に引き延ばして示す指標であり、認識済みの年間売上高や正式な業績見通しではない。