Morpho、Baseで固定金利融資プロトコル「Midnight」を開始

Morpho、Baseで固定金利融資プロトコル「Midnight」を開始

Morphoは、Midnightの固定金利・固定期間のクレジット市場をオンチェーン金融の新たな構成要素として打ち出しており、このプロダクトがDeFi(分散型金融)レンディングに新たな流動性を呼び込むかどうかを市場参加者が見極めている。

MORPHO

ファクトチェック
この主張の各要素は、Morphoの公式情報源と独立系報道機関の双方によって裏付けられている。The BlockとCointelegraph(いずれも2026年7月21日付)は、Base上でcbBTCとUSDCを対象に固定金利・固定期間ローンを提供するMorpho Midnightの一般公開を報じており、Morpho Blueの変動金利レンディングと並行して、オファー/インテントベースのモデルを採用している。Morphoの公式ブログ「Midnight: What to Expect at Launch」は、複数の満期を備えたBase上のcbBTC/USDC単一市場と、分離型およびマルチマーケットのオファー構造を確認している。また、2026年4月および5月のニュースレターは、名称とインテントベースの設計を確認している。これと矛盾する証拠は存在しない。
要約

Base上のMorphoのMidnightプロトコルは、オンチェーン金融向けの新たな固定金利・固定期間のクレジット層として位置付けられており、同社のレンディングネットワークを変動金利市場の外側へ拡張するものとなる。過去24時間で立ち上げはオンライン上で大きな注目を集めており、より予見可能な借入・貸出条件が分散型金融への新規参加を引き寄せるかどうかをユーザーが見極めている。Midnightは固定満期を持つ隔離型市場を形成し、ユーザーが融資条件をより直接的に交渉できるよう設計されている。一方、Tenor Financeのような初期アプリケーションは、このインフラを活用して自動更新、指値注文、店頭取引型の個別契約などの機能を提供している。Morphoは、このモデルの狙いがオンチェーン信用を従来の固定収益市場に近い形で機能させることにあるとしており、市場ではユーザーエンゲージメントが流動性の拡大や採用の広がりにつながるかが注視されている。

用語解説
  • 固定期間クレジット市場: ローンがオープンエンドのまま継続するのではなく、あらかじめ定められた日付に満期を迎える融資市場。
  • DeFi(分散型金融): 分散型金融の略称で、従来の仲介機関を介さずに機能するブロックチェーンベースの金融アプリケーション群を指す。
  • 店頭取引型の個別契約: 標準化された公開市場を通じて執行される取引ではなく、相手方同士が個別に条件を交渉する取引。