
7月23日にWTIは90ドルを上回り、米国とイランの緊張激化や報じられた軍事行動を受けて、7月中に95ドル超と100ドル超となる予測市場の確率が上昇した。
米国のWTI原油先物は7月23日、1バレル=90ドルを再び上回り、前の取引日から4%以上上昇した。一方、ブレント原油先物は7月19日にすでに90ドルを超え、6月中旬以来初めてこの水準で取引された。上昇の背景には、中東情勢の悪化がある。ウォール・ストリート・ジャーナルは、米兵4人が中東で死亡したことを受け、米国が戦闘機やミサイル、医療要員を追加投入して地域での軍事プレゼンスを強化していると報じた。トランプ大統領は、米兵が殺害されるたびにイランは何倍もの代償を払うことになると警告し、イランの地下核施設があるとみられる「ピックアックス・マウンテン」を近く激しく攻撃すると述べた。別途、PPPが追跡したPolymarketの価格動向では、トレーダーがさらなる上昇を織り込み、7月中にWTIが95ドルを超える暗黙確率は48%に、100ドルを超える確率は32%に上昇した。記事はこの動きを、米軍のB-1爆撃機がイラン革命防衛隊の標的を攻撃したとの市場の観測と結び付けた。