今回の買収により、AltanaはエンドツーエンドのAI通関ブローカーワークフローを獲得し、Cervoの輸入申告書作成技術を追加することで、世界最大級の物流事業者向け事業を拡大する。
Altanaは、グローバル物流事業者向けに提出準備が整った輸入申告書を作成するエージェント型通関申告ライターを手がけるCervo AIを買収したと発表した。これによりAltanaのプラットフォームは、通関ブローカー向けの完全なワークフローへと拡張される。Altanaによると、統合後の提供サービスは、非構造化取引データから、製品分類、原産地マッピング、コンプライアンス判定、PGA申請を含む輸入申告書作成までをカバーする、通関ブローカー向け唯一の完全エージェント型ソリューションとなる。今回の買収により、顧客基盤は世界の物流事業者上位10社のうち8社を含む規模に拡大したという。 今回の動きは、Altanaが約450億ドル規模とみる通関ブローカー市場を狙ったものであり、同市場では依然として手作業が大きな比重を占めている。通関ブローカーは、商品の分類、原産国の判定、関税額の計算、自由貿易制度の適用可否の評価、FDAなどの当局からの許認可取得に加え、電子メール、EDIフィード、PDFを、貨物通関に必要な法的申告書へと変換する業務を担う。Altanaは、統合プラットフォームにより、物流事業者がマスターデータの管理と高度化を進め、5倍の件数の申告を処理し、企業が貿易とコンプライアンスの複雑化に直面する中で、AIを使って継続的に業務のスクリーニングと監査を行えるようになるとしている。