OpenAIとAnthropicの第2四半期ロビー活動支出、23%増の317万ドルで過去最高

Anthropicの2026年上期のロビー活動支出は2025年通年の総額を上回り、輸出規制やサイバーセキュリティー、安全基準を巡る政策対応をAI企業が強めていることを浮き彫りにした。

要約

OpenAIとAnthropicは2026年第2四半期の連邦ロビー活動支出を過去最高水準に引き上げ、合計317万ドルと第1四半期から23%増となった。Anthropicは4月から6月にかけて197万ドルを支出し、26%増加した一方、OpenAIは120万ドルで約18%増となった。新たな開示資料によれば、Anthropicの2026年最初の6カ月間のロビー活動支出は350万ドル超に達し、すでに2025年通年の310万ドルを上回った。重点分野は輸出規制、サイバーセキュリティー、AIの安全基準である。これらの数字は、中間選挙と予想される新規株式公開を前に、業界への規制圧力が強まる中で、AI開発企業が政策形成への関与を強めていることを示している。Anthropicの第2四半期支出はNvidiaを上回り、オラクルの200万ドルに迫った。OpenAIもNvidiaの125万ドルに対して5万ドル差まで接近した。CNBCが分析した「マグニフィセント7」の支出は、第1四半期の2127万ドルに対し第2四半期は2125万ドルと、ほぼ横ばいだった。一方、米国拠点の上場防衛大手8社のロビー活動支出は合計1968万ドルと3.3%減少した。

用語解説
  • ロビー活動: 政府の政策に影響を与えるための有償の働きかけ
  • 輸出規制: 機微な物品や技術の海外販売を制限する政府の措置
  • AIの安全基準: 人工知能システムの安全性と信頼性を高めるための規則や指標