BlockがBuzz公開、人間とAIエージェント向けオープンソース作業空間

BlockがBuzz公開、人間とAIエージェント向けオープンソース作業空間

ジャック・ドーシー氏の無料コラボレーションプラットフォームはNostr上で稼働し、チャット、コードホスティング、複数モデル対応のAIエージェントを統合する。各エージェントの作業は暗号学的アイデンティティーで署名される。

BTC

ファクトチェック
Blockの公式ページ「Introducing Buzz: where humans and agents work together」は、Buzzが2026年7月21日に、人間とAIエージェントが協働するためのオープンソースのNostrベース・ワークスペースとして公開されたことを確認している。Git連携に対応し、Apache 2.0ライセンスの下でセルフホスト可能である。ジャック・ドーシーのX投稿でも、自身がBuzzを発表し、SlackとGitHubへの依存低減を目指すと直接確認しており、この主張と正確に一致する。独立した2つの報道機関(Crypto BriefingとBitcoin Magazine)も、Nostrベースのプラットフォーム、チャット・コード・ワークフロー、署名付きアクティビティログによる監査証跡、SlackとGitHubの代替を目指す点といった主要要素をすべて裏付けている。
要約

Blockは、Nostrプロトコル上に構築された無料のオープンソースコラボレーションプラットフォーム「Buzz」を公開した。チームチャット、Gitリポジトリのホスティング、複数モデル対応のAIエージェントを共有ワークスペースに統合した製品である。人間とAIエージェントが並行して作業できるよう設計されており、各エージェントには固有の暗号学的アイデンティティーが割り当てられ、自身のコード、メッセージ、そのほかの出力に署名できる。 Buzzは単一のプロバイダーに依存せず、Claude CodeやOpenAI Codexを含む複数のAIモデルをサポートする。Nostr上に構築されているため、すべてのメッセージ、コミット、AI生成の出力は暗号学的に署名され、作者を検証可能な形で記録する。これにより、作業が人間によるものかAIエージェントによるものかをチームが追跡しやすくなる。 同プラットフォームはmacOS、Windows、Linux向けの無料デスクトップアプリとして提供され、buzz.xyz経由のホスト版アクセスにも対応する。組織はBuzzをセルフホストすることもでき、コードベースはApache 2.0ライセンスの下で公開されている。 今回の公開は、署名付きメッセージとイベント処理のための分散型プロトコルであるNostrに対するジャック・ドーシー氏の長年の支援をさらに深めるものだ。同氏は2022年に14 BTCを寄付している。BuzzはSalesforce傘下のSlackやMicrosoft傘下のGitHubなどが支配する市場に参入する一方、Blockは仮想通貨トークンやガバナンス構造を持たない生産性向上製品として位置付けている。

用語解説
  • Nostr: 暗号鍵を用いてアイデンティティーと作者を検証する、署名付きメッセージとイベント処理のための分散型プロトコル。
  • Git repository hosting: Gitで追跡されるコード変更を保存、管理し、共同作業するためのサービス。
  • cryptographic identity: 利用者やソフトウエアエージェントを認証し、その行為に署名できる暗号鍵ベースのデジタルアイデンティティー。