
燃料コストの緩和を背景に下期の業績改善を見込む一方、堅調な需要やプレミアム収入の拡大、アラスカ航空とハワイアン航空の統合進展が見通しを支えるとした。
アラスカ航空は第3四半期の調整後1株利益について0〜1ドルを見込むと発表した。LSEG集計のアナリスト平均予想である1.38ドルを下回る。第2四半期の損失は予想をやや上回る改善となったものの、燃料価格の変動が引き続き業績の重荷となった。 同社の第2四半期の調整後損失は1億200万ドルで、1株当たり92セントの赤字だった。LSEGによるアナリスト平均予想は1株当たり99セントの赤字だった。GAAPベースの純損失は7600万ドル、1株当たり68セントの赤字で、調整後税引き前利益率はマイナス4.3%だった。売上高は供給能力が1%増加する中で前年同期比10%増の41億ドルとなり、ユニット売上高は8.6%増加した。 アラスカ航空によると、第2四半期の実質燃料費は1ガロン当たり4.43ドルと前年同期比85%上昇し、追加の燃料費は6億ドルに達した。第3四半期は1ガロン当たり約3.75ドルまで低下すると見込み、供給能力は2〜3%増、ユニット売上高は前年比で10%台前半の伸び、燃料を除くユニットコストは1桁台前半から半ばの上昇を見込む。計画する増便のほぼすべてはシアトル発の長距離国際線によるもので、北米域内の供給能力はおおむね横ばいになるとした。 6月はユニット売上高が2桁増となり、税引き前利益率も2桁台に達した。同社は6月に黒字へ復帰したとしている。ハワイ以外の需要は底堅く、プレミアム収入は15%増、貨物収入は21%増、法人契約収入は30%増、ロイヤルティー関連の現金報酬は19%増だった。 同社は、3月にハワイで発生した記録的豪雨により第2四半期の全社ユニット売上高が約3ポイント押し下げられたと説明した。当初見込んでいた2ポイントを上回った。ただ、ハワイ需要は9月にかけて過去の水準に向け回復すると見込む。あわせて、ハワイアン航空との統合進展として、旅客サービスシステムの一本化、シアトル発ローマ・ロンドン・レイキャビク行き大西洋路線の拡充、燃料価格高騰下で流動性を厚くするための10億ドルの資金調達を挙げた。