金は2週間ぶり高値圏を維持、原油急騰で9月のFRB利上げ観測強まる

金は2週間ぶり高値圏を維持、原油急騰で9月のFRB利上げ観測強まる

金地金は前日約2%下落した後、4,050ドル付近へ軟化。一方、ブレント原油は1バレル=100ドルを上回り、米国・イラン間の緊張と関税を巡る不透明感を背景に、市場では米連邦準備制度の引き締め強化への賭けが膨らんだ。

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ファクトチェック
複数の独立した一次・二次情報源(Reuters、CNBC、Trading Economics)が、重要な要素をすべて裏付けている。金は7月7日以来の高値となる4,165.87ドルに達し、スポット価格は4,130ドル近辺で推移した(Reutersは4,133.39ドルと報じた)。中東情勢の緊張が安全資産需要を支え、原油高と米国債利回りの上昇が、7月28〜29日の米連邦準備理事会(FRB)会合を前に金利懸念を一段と強めた。唯一のニュアンスは「4,130ドル前後」という水準で、これは同じ取引時間帯のスポット価格を反映したものである(金はその後約1%下落し、約4,091ドルとなった)。これは各情報源と整合的であり、矛盾するものではない。
要約

金は金曜日、前日の約2%下落を受けて1オンス=4,050ドル前後で推移し、7月7日以来の高値となる4,165.87ドルへの直近の上昇分を一部失った。ブレント原油は、トランプ大統領がイランに対する軍事行動の拡大を警告し、紅海で商船に対する今後のフーシ派攻撃についてテヘランに責任を負わせる考えを示したことを受け、5月以来初めて1バレル=100ドルを上回った。原油高はインフレ懸念を強め、米連邦準備制度の一段の引き締め観測を押し上げたことで、利回りを生まない金に重しとなった。市場では現在、来週のFRB利上げ確率を34%と織り込んでおり、9月利上げの確率は78%を超えた。主要貿易相手国からの輸入品に対する10%〜12.5%の新たな米関税も不透明感を強めたが、金は週間では小幅高となる見通しである。

用語解説
  • ブレント原油: 国際的な原油供給の価格指標として広く使われる世界的な原油ベンチマーク。
  • 無利回り: 金のように利息や配当を生まない資産を指す。
  • FRB利上げ: 米連邦準備制度の政策金利の引き上げを指し、借入コストや資産価格に影響を与え得る。