
中央銀行は直近の金融引き締め後に一時停止し、2026年の成長率見通しを4.9%-5.7%に据え置いたうえで、インフレ上昇とルピアへの圧力が続く中、海外資金流入を呼び込む措置を導入した。
インドネシア銀行は2026年7月22日の会合で、5月以降の金融引き締めを受けて25ベーシスポイントの利上げが予想されていたにもかかわらず、主要政策金利を5.75%に据え置いた。政策当局者は、ルピア安や中東情勢の緊張継続を背景に、5月の3.08%から6月に3.34%へ加速したインフレ動向を見極めつつ、これまでの利上げの効果を評価していると説明した。一方で、インフレ率は政府目標である2.5%±1%のレンジ内に収まるとの見方を維持した。中銀は2026年の成長率見通しを4.9%-5.7%に据え置き、翌日物預金ファシリティ金利と貸出ファシリティ金利もそれぞれ4.75%、6.5%で維持したほか、海外資本の流入を促す措置を打ち出した。インドネシア株はその後、木曜早朝の取引で1.2%高の6,405まで上昇し、5週間ぶりの高値を付けた。