S&P/TSX総合指数、鉱業株とエネルギー株高で0.3%上昇し35,485で終了

カナダの主要株価指数は取引時間中に過去最高値を付けた後に上昇して引けた。商品市況の上昇を受けて金や原油関連株が買われた一方、米主要企業の決算を前にテクノロジー株は下落した。

要約

S&P/TSX総合指数は0.3%上昇し、35,485で取引を終えた。取引時間中には過去最高値を付けており、金価格と原油価格の上昇を背景に鉱業株とエネルギー株が買われ、相場を押し上げた。米ドルの軟化に加え、米国とイランの緊張激化を受けた安全資産需要の強まりで金生産株が上昇した一方、中東の供給ルートが混乱する可能性への懸念から、エネルギー株は原油高に連動して上昇した。 Agnico Eagleは3.5%上昇、Barrickは2.8%高、WPMは1.1%高、Franco-Nevadaは3.1%上昇した。エネルギー株ではCanadian Naturalが1.8%高、Imperial Oilが0.8%上昇、Suncorが1.5%高、Cenovusは木曜日の決算発表を前に0.6%上昇した。 テクノロジー株は出遅れた。米テクノロジー大手Alphabetとテスラの決算発表を前に、投資家が慎重姿勢を強めたためである。Shopifyは3.9%下落、Constellation Softwareは2.1%安、Celesticaは1.4%下落した。

用語解説
  • 安全資産需要: 地政学的緊張や市場の混乱時に、比較的資産保全効果が高いとみなされる資産に投資家の買いが集まること
  • 日中高値: 市場指数や個別銘柄が取引時間中に付けた最も高い水準
  • 供給ルート: 原油などの商品を世界市場へ輸送するために使われる経路