
フランクリン・テンプルトンは、自律型AIエージェントがマシン間決済や清算、ID管理でブロックチェーン基盤に依存する可能性があり、ソフトウェア主導の商取引の発展に伴って仮想通貨インフラへの新たな需要を生み出す可能性があると述べた。
フランクリン・テンプルトン・デジタル・アセッツは、エージェンティックAIがブロックチェーンと仮想通貨にとって潜在的な「キラーユースケース」であるとし、Sandy Kaulは、人手を介さずにマシン間の支払いと清算を処理するブロックチェーン・プロトコルへの需要を、自律型ソフトウェアエージェントが押し上げる可能性があると主張した。同社は、AIがプロンプトベースのツールから、多段階のタスク実行や外部アプリケーションとの連携、ワークフローの自律管理が可能なシステムへと進化していると指摘し、この変化には、プログラム可能な少額決済、より高速な清算、デジタルID認証に対応した決済インフラが必要になる可能性があると述べた。フランクリン・テンプルトンは、VisaのMachine Payments ProtocolやCoinbaseのx402 protocolなどの新たな標準を挙げ、エージェンティックAIの利用拡大が最終的にはブロックチェーン・ネットワークを支えるネイティブ仮想通貨への需要を押し上げる可能性があるとした。レポートは価格予想には踏み込まず、大規模導入はなお初期段階にあり、分散型ネットワークが支配的な清算レイヤーになるかは不透明だと認めつつ、ブロックチェーンを自律型デジタル商取引を支えるインフラとして位置付けた。