
紅海での攻撃とイランに対するトランプ大統領の警告を受け、ブレント原油は5月以来初めて100ドルを上回った。供給混乱やインフレ、市場全体での高金利長期化への懸念が再燃している。
ブレント原油は1バレル100ドルを5月以来初めて上回り、約7%上昇した。紅海を航行する船舶への攻撃や、イランとそのフーシ派同盟勢力に対するトランプ大統領の「大規模な軍事的懲罰」との威嚇を受け、供給混乱への警戒が強まったためである。原油高は、エネルギー価格の上昇がインフレ率を高止まりさせ、米連邦準備制度を含む中央銀行が金利をより長く高水準に維持するとの見方を強めるとの懸念を再燃させた。この動きは市場全体のリスク回避姿勢にもつながった。香港のハンセン指数は1.3%安の24,877となり、金現物は0.4%安の1オンス4,030.09ドル、米国の金先物も来週の米連邦準備制度理事会(FRB)会合を前に0.4%安の4,033.20ドルとなった。