TRON DAO、2026年8月16日までにGreatVoyage v4.8.2への更新を義務化

TRON DAO、2026年8月16日までにGreatVoyage v4.8.2への更新を義務化

TRONブロックチェーンの今回の更新では、イーサリアムのPectraおよびOsakaとの互換性、セキュリティ変更、ノード性能の改善が加わる。一方、Event Pluginの利用者には先にバージョン3.0.0へ移行するよう求めている。

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ファクトチェック
この主張の各要素は、3つの公式一次情報源によって確認できる。TRON Developerの発表ページと公式Xアカウント@trondaoの投稿はいずれも、GreatVoyage-v4.8.2(Pyrrho)が2026年8月16日23時59分(SGT)までに完了が必要な必須アップグレードであると明記している。また、TVMにおけるEthereum PectraおよびOsakaとの互換性追加、API (Application Programming Interface)/セキュリティ/ノード性能の改善、さらにEvent Plugin利用者に対して先にv3.0.0へ移行するよう指示している。公式のjava-tron GitHubリリースノートも、必須アップグレードであること、Ethereum Osaka/Pectraへの対応、セキュリティおよびコア機能の改善、ならびにEvent Plugin v3.0.0が前提条件であることを独立して確認している。二次的な報道も同じ事実を裏付けている。
要約

TRON DAO(自立分散型組織)は、TRONブロックチェーン向けの必須アップグレードとして、Pyrrhoの名称でも知られるGreatVoyage v4.8.2を公開した。ノード運営者は2026年8月16日23時59分(SGT)までに導入しなければ、ブロック同期に支障が生じる恐れがある。また、Event Pluginを利用する運営者には、ノード更新を導入する前に同ソフトをバージョン3.0.0へ更新するよう勧告した。今回のリリースは、イーサリアム互換性、プロトコルの安全性、ノード運用の強化を目的としている。TRON Virtual MachineをイーサリアムのPectraおよびOsakaアップグレードに対応させるほか、CLZオペコードとSecp256r1署名検証のサポートを追加し、イーサリアム標準との互換性を維持しながら、開発者によるdApps構築を後押しする変更を導入した。このアップグレードには、過去のブロックハッシュ保存のためのTIP-2935も含まれる。加えて、MODEXPの価格設定と制限、calldata検証、実行時の安全対策、コントラクト呼び出しの時間制限にも変更を加えた。TRON DAO(自立分散型組織)は、fastjsonをJacksonに置き換えてAPI (Application Programming Interface)層を刷新し、JSON-RPC互換性も改善したと説明しており、今回の更新をセキュリティ、運用信頼性、イーサリアムとの相互運用性、開発者体験の向上を狙う広範なインフラ整備と位置付けている。

用語解説
  • JSON-RPC: API向けのリモートプロシージャコール標準
  • dApps: ブロックチェーンネットワーク上に構築される分散型アプリケーション
  • CLZ opcode: 仮想マシン実行時に値の先頭に並ぶゼロビット数を数える命令