7月は受注の鈍化と固定投資の減少が生産、輸出受注、雇用見通しの改善を打ち消し、製造業の設備稼働率と景況感がともに悪化した。
2026年7月のトルコ製造業は勢いの鈍化を示し、設備稼働率は6月の1年ぶり高水準である74.5%から73.9%に低下し、製造業景況感指数も103.5から102.2へ低下した。いずれも4月以来の低水準である。設備稼働率の低下は投資財が主因で、73.4%から71.2%へ低下し、資本集約型産業の活動鈍化を示した。景況感は受注環境の悪化と固定投資支出の減少に押し下げられ、過去3カ月の総受注は106.6から99.9へ、足元の総受注は88.4から84.5へ、固定投資支出は112.4から104.7へそれぞれ低下した。一方で、生産量、輸出受注、雇用見通しは改善しており、製造業者が生産と外需に引き続き支えられていることも示唆した。