
欧州株は高値で取引を終えた。エアバスは納入目標の引き上げと50億ユーロの自社株買い開始を受けて急伸し、サンタンデールや他の銀行株も、マクロ環境の悪化にもかかわらず好決算を材料に上昇した。
水曜日の欧州株は大幅高で取引を終えた。企業業績の強さが悪化するマクロ経済環境を相殺し、ユーロ・ストックス50指数は0.5%高の6,319、STOXX欧州600指数は0.6%高の647となった。エアバスは注目銘柄の一つとなり、納入目標の引き上げと50億ユーロの自社株買いプログラム発表を受けて7%上昇した。これにより、2025年の71億3000万ユーロから2029年に120億〜130億ユーロへ調整後EBITを引き上げるとした従来の目標に関連する上昇基調が続いた。サンタンデールは、英銀TSBの買収後に顧客基盤が拡大したことが寄与し、中核利益が前年比17%増となったことを受けて1.7%上昇した。BBVAは2%、インテーザ・サンパオロは1.3%、ユニクレディトは翌日の決算発表を控えて0.7%それぞれ上昇した。天然ガス価格の上昇が続く中、国債利回りは直近高水準付近にとどまり、欧州中央銀行が木曜日の会合で政策金利を据え置くと見込まれる一方でも、タカ派姿勢を維持するとの見方からインフレ懸念が強まった。