グーグルは、Gemini 3.6 FlashがGemini 3.5 Flashと同価格で効率性とコーディング性能を高め、Gemini 3.5 Flash-Liteは高同時実行ワークロード向けだと説明した。これに合わせてスンダー・ピチャイ氏は、より広範なGeminiロードマップを擁護した。
グーグルは7月22日、Gemini 3.6 FlashとGemini 3.5 Flash-Liteを公開し、より効率的なFlashモデルと、高同時実行ワークロード向けの高速オプションを追加した。グーグルによると、Gemini 3.6 FlashはGemini 3.5 Flashと同価格で出力品質を改善し、平均トークン消費量を約17%削減、DeepSWEのシナリオでは最大65%削減したほか、エージェントタスクの平均所要時間を2.7分から1.3分に短縮し、タスク当たりのコストを0.59ドルから0.50ドルに引き下げた。アルファベットの決算説明会では、CEOのスンダー・ピチャイ氏が、Gemini 3.6 Flashはより少ないトークンでコーディングのベンチマークが前バージョン比で10ポイント超改善したと述べ、サイバーセキュリティー、顧客対応エージェント、データ分析、エンタープライズソフトウェア向けにFlash系列を強調した。Gemini 3.5 Flash-Liteは、毎秒最大350トークンの出力速度を備え、高同時実行タスク向けに位置付けられている。今回の投入は、6月の公開予定に間に合わず、なお提携先テスト段階にあるGemini 3.5 Proの遅れや、Gemini 4の投入がほぼ毎月のペースになり得るとのピチャイ氏の発言に投資家の関心が集まる中で行われた。