ドイツ銀行本社を捜索、過去のポストバンク取引に絡むクムクム疑惑で検察が捜査

ドイツ銀行本社を捜索、過去のポストバンク取引に絡むクムクム疑惑で検察が捜査

ドイツ当局は、ポストバンク時代のクムクム税務問題を巡り、ドイツ銀行のフランクフルト本社を捜索した。フィナンシャル・タイムズは、同地への家宅捜索は今年3回目と報じた。

ファクトチェック
複数の独立した信頼できる報道機関(アナドル通信、Arab News、FT、Morningstar/Dow Jones、Daily Sabah)はいずれも、ドイツ検察が2026年7月22日、2008〜2010年のポストバンク取引に関連する配当裁定取引「カムカム」を巡る税務調査の一環として、ドイツ銀行のフランクフルト本社を捜索したと報じている。FTの検索結果には、この主張で引用されている「今年3度目の家宅捜索」との表現が明記されている。主張の重要な要素はすべて裏付けられている。
要約

ドイツ当局は水曜日、ドイツ銀行が2009年に買収したポストバンクに関連する過去のクムクム取引を巡る脱税容疑の捜査の一環として、ドイツ銀行のフランクフルト本社を捜索した。検察当局と税務調査当局の捜査員約70人が参加し、ドイツ銀行は捜査に協力していると表明した。ドイツメディアによると、捜査はデュッセルドルフ検察が主導しており、2008年から2010年にかけてポストバンクが英国の投資銀行と行った「Riesling」とコードネームが付された取引が中心となっている。フィナンシャル・タイムズは、今回の捜索が同本社に対する今年3回目の家宅捜索だと伝えており、同行に対する監視強化の流れに拍車をかけている。

用語解説
  • クムクム取引: 配当日周辺の株式取引を通じて、配当にかかる源泉税を軽減または回避するよう設計された取引。
  • 源泉税: 投資家が受け取る前に、配当などの支払いから源泉徴収される税金。
  • クムエクス・スキーム: 1回の配当支払いに対して複数の当事者が税還付を請求できるようにした取引スキーム。