
人員削減はアマゾンの「Nova」モデルを手がける部門の一部に及び、同社が第2四半期決算を前にAIインフラへの巨額投資を続ける一方で人員削減を進める中で実施された。
アマゾンは汎用人工知能(AGI)部門の一部従業員を削減しており、AIへの巨額投資を続ける中で対象を絞った人員削減を拡大している。同社は影響を受けた従業員数や、AGI組織内のどのチームが対象となったかは明らかにしていない。同組織にはアマゾンの基盤モデル「Nova」を手がけるグループのほか、半導体開発や量子コンピューティングに注力するチームも含まれる。アマゾンは、顧客にとって最も重要とみなす取り組みに注力範囲を絞っていると説明した。今回の措置は、2024年12月にピーター・デサンティスがAGI部門の責任者に就任し、2025年2月にはAGI研究所トップのデビッド・ルアンが退任した後、OpenAI、Anthropic、グーグルに対抗してAI提供体制を強化しようとする中で実施された。アマゾンは来週、第2四半期決算を発表する予定で、年間設備投資額を2025年から50%超増の2000億ドルと見込む一方、AI体制強化の資金を賄うため数百億ドル規模の負債調達も進めている。