ダッソー・アビアシオンの2026年上期売上高、46%増の42億ユーロ

上期の売上高と営業利益はVisible Alpha予想を上回った一方、新規ラファール受注がなく、受注高は前年から大幅に減少した。

要約

ダッソー・アビアシオンは、2026年上期の売上高と利益がアナリスト予想を大きく上回る一方、受注高は前年から大幅に減少したと発表した。調整後売上高は28億4700万ユーロから41億5700万ユーロに増加し、新たな報告書で示されたVisible Alphaのコンセンサス予想である33億3000万ユーロを上回った。調整後営業利益は1億8000万ユーロから3億3000万ユーロに増加し、予想の2億4300万ユーロを上回った。期間中の受注高はすでに28億7800万ユーロと公表されており、前年の80億7500万ユーロから減少した。新規のラファール受注計上はなく、ファルコン需要は比較的底堅く推移した。同社はこれに先立ち、40機のファルコンと28機のラファールの引き渡しを含む、純売上高約85億ユーロとの2026年見通しを維持するとしていた。公表値はヘッジ手段や為替デリバティブ、その他項目に伴う損益を調整したベースである。

用語解説
  • Visible Alpha: 企業業績を市場予想と比較する際に用いられる、アナリストのコンセンサス予想を提供するサービス。
  • Rafale: ダッソー・アビアシオンの戦闘機プログラムで、引き渡しと輸出受注が防衛部門収益の主要な原動力となっている。
  • Hedging instruments: 企業が為替変動などの市場リスクへのエクスポージャーを低減するために用いる金融契約。