BitGoとOTC Markets、150超のブローカーディーラー向けデジタル資産証券連合を提案

BitGoとOTC Markets、150超のブローカーディーラー向けデジタル資産証券連合を提案

この計画により、OTC Link ATSを利用する企業は既存の市場インフラを通じてトークン化証券の売買と決済が可能となり、BitGo Bank & Trustが適格カストディアンを務める。

ファクトチェック
BitGoとOTC Markets GroupのBusinesswire公式プレスリリースは、この主張の全要素を直接裏付けている。具体的には、提案された戦略的提携、150超の登録ブローカーディーラーへのアクセス、トークン化証券・デジタル資産証券の取引におけるOTC Link ATSの活用、そしてBitGo Bank & Trustが適格カストディアンを務める点(決済にはGo Networkを使用)である。Cointelegraphもこれらの詳細を独自に確認している。このため、当該主張は主要な公式発表と正確に一致しており、高い確度で真実である可能性が高いと評価される。
    参考12
要約

BitGoとOTC Markets Groupは、デジタル資産証券の売買およびカストディ基盤で提携する計画を明らかにした。提案の狙いは、OTC Link ATSに参加する150超のブローカーディーラーが、店頭市場や米国株式市場で既に利用しているシステムを通じてトークン化証券へアクセスできるようにすることである。提案された枠組みでは、BitGo Bank & Trustが適格カストディアンとして機能し、決済はBitGoのGo Networkを通じて行われる。当初の枠組みはデジタル資産証券向けに設計されているが、規制整備の進展に応じて将来的にはトークン化資産やコモディティにも拡大する可能性がある。今回の動きは、伝統的な金融機関がトークン化(現実資産をブロックチェーン上で発行すること)を一段と推進し、米規制当局がデジタル資産市場の明確なルール整備を進める中で打ち出された。BitGoは12月、OCC(米通貨監督庁)から連邦認可のナショナル・トラスト・バンクとして業務を行う最終承認を取得した。OTC Markets Group株は水曜正午時点で薄商いの中、2.7%前後上昇し53.50ドルを付けた。バーンスタインのアナリストは、トークン化された現実資産の市場規模が2030年までに最大4兆ドルに達する可能性があると予測し、トークン化と予測市場が取引所やブローカーにとって次の「主戦場」になると指摘した。

用語解説
  • OTC Link ATS: SEC(証券取引委員会)の規制下にある代替取引システム
  • qualified custodian: 顧客資産を保管する規制対象事業体
  • tokenization: 現実資産のデジタル表現を作成すること