ナスダック、上場・データ・フィンテックが寄与し2026年Q2増収

ナスダック、上場・データ・フィンテックが寄与し2026年Q2増収

第2四半期売上高は約15%増加し、1株利益は市場予想を上回った。成長は、不安定な相場環境の下で上場、市場データ、金融テクノロジー、取引活動が主導した。

ファクトチェック
ナスダックのIR公式プレスリリース(2026年7月23日)は、2026年第2四半期の純収益が15%増の15億ドル、非GAAPベースの希薄化後1株利益が25%増の1.07ドルとなり、ロイターが報じたアナリスト予想コンセンサスの0.98ドルを上回ったことを確認している。成長は、過去最高の上場件数(SpaceXのIPO)、金融テクノロジー部門の16%増、インデックス収益の38%増に加え、市場サービス部門の純収益とオプション取引高が過去最高を記録したことがけん引した。これは、市場の変動が高まる中で、上場、市場データ、金融テクノロジー、取引活動が寄与したとの主張の根拠と正確に一致する。ロイターとCryptobriefingも、利益の予想上振れと約15%の増収をそれぞれ裏付けている。
要約

ナスダックは2026年第2四半期の業績で、市場予想を上回る好結果を報告した。売上高は約20億ドル、調整後1株利益は1.07ドルとなり、アナリスト予想の調整後1株利益約0.98ドルを上回った。純収益は約15%増の15億ドルとなり、注目度の高い上場案件、市場データとソフトウエアサービスへの需要拡大、現金株式と株式オプションの堅調な売買高に支えられた。6月30日までの3カ月間の純利益は、前年同期の4億5200万ドル(1株当たり78セント)から5億700万ドル(同89セント)に増加した。CFTC(商品先物取引委員会)がKalshiとCoinbaseに仮想通貨無期限先物の提供を認めた後も、投資家はナスダックの市場テクノロジー事業やデジタル資産関連の取り組みに注目している一方、取引所業界全体では懸念がくすぶっている。

用語解説
  • 資本アクセス・プラットフォーム: 株式やオプションなどの商品に関連する上場サービスと市場データを含むナスダックの事業部門。
  • 営業レバレッジ: 固定費がより大きな事業基盤に分散されることで、利益が売上高より速く伸びる構造。
  • 無期限先物: 満期日がなく、原資産価格に連動する契約で、しばしばレバレッジを伴って利用される。