
アルファベットは売上高と利益の予想を上回ったが、2026年の設備投資計画の引き上げとフリーキャッシュフローの赤字化により、AI基盤整備コストへの投資家の関心が一段と高まった。
アルファベットの2026年度第2四半期売上高は1198億ドルとなり、前年同期比24%増で市場予想を上回った。GAAPベースの営業利益は30%増の408億ドル、営業利益率は34%に改善した。グーグルクラウドの売上高は248億ドル、広告収入は816億ドルだった。純利益は、主にAnthropicとSpaceXの持ち分に関連する約990億ドルの持分投資評価益によって大きく押し上げられ、四半期利益は1121億ドル、GAAPベースの1株利益は9.11ドルとなった。一方、調整後利益は1株当たり約2.85ドルとされた。アルファベットが2026年の設備投資見通しを1800億〜1900億ドルから1950億〜2050億ドルへ引き上げたことで、投資家の関心は支出計画に移った。さらに同社は、GeminiのAIアプリの月間アクティブユーザー数が9億5000万人に達し、1分当たり220億トークンを処理していると明らかにし、大規模なインフラ投資でフリーキャッシュフローが59億ドルの赤字に転じる中でも、AI導入が急速に進んでいることを示した。