
テスラのビットコイン財務は第2四半期も11,509 BTCで据え置かれた。一方、全体業績では売上高が伸びたものの利益は予想未達となり、投資家はOptimusやロボタクシー計画への支出を見極めた。
テスラは第2四半期にビットコイン保有残高を11,509 BTCで維持し、2025年1月以降ポジションを変更していない状態が続いている。この保有分の四半期末時点の評価額は7億5500万ドルから7億8600万ドルで、テスラは過去には約43,000 BTCを保有していたが、前年までにポジションを縮小していた。仮想通貨財務が据え置かれる一方、第2四半期売上高は282億4000万ドルと前年同期比26%増加し、市場予想の約263億ドルを上回ったが、調整後1株利益は0.33ドルとウォール街予想の0.50ドルに届かなかった。7月22日の決算発表後、時間外取引で株価は約11%下落し、翌取引日にも軟調地合いが続いた。投資家の懸念は、Optimusヒューマノイドロボットやロボタクシー事業を含む長期案件への巨額支出に集中した。イーロン・マスクは、Gen 3システムが約10,000種類の固有部品で構成されるため、Optimusの初期生産は極めて低速になると述べた。限定生産は2026年7月下旬または8月にテスラのフリーモント工場で始まる見通しで、本格量産は2027年を目標としている。今回の結果は、テスラが大規模な資本投入を要する複数の取り組みに資金を振り向ける中で、力強い売上成長と利益率への圧力が同時に存在するという投資家にとっておなじみの緊張関係を改めて浮き彫りにした。