テスラ、Q2もビットコイン売却せず保有残高は11,509 BTC

テスラ、Q2もビットコイン売却せず保有残高は11,509 BTC

テスラのビットコイン財務は第2四半期も11,509 BTCで据え置かれた。一方、全体業績では売上高が伸びたものの利益は予想未達となり、投資家はOptimusやロボタクシー計画への支出を見極めた。

BTC

ファクトチェック
テスラは2026年7月22日、主張の発端となった投稿と同日に2026年第2四半期アップデートを公表した。テスラは2022年以降、11,509 BTCを変更なく保有しており、CoinDeskが2025年第4四半期と2026年第1四半期について確認し、Bitgetも2026年第2四半期前の保有状況(約7億8600万ドル)を報じている。8億2500万ドルという数字は、四半期末時点のBTC評価額を示すものである。2026年7月22日のX投稿では、@blocknewsdotcom、@Wahoopredict、@TheDailyNを含む複数アカウントが、テスラが2026年第2四半期に8億2500万ドル相当のビットコインを売却していないと一貫して報告した。2026年第2四半期アップデートの公式PDF要約ではビットコインを個別記載していないが、内容に矛盾はなく、これまでの四半期ごとの開示パターンと同時期の複数報道を踏まえると、この主張を強く裏付けている。
要約

テスラは第2四半期にビットコイン保有残高を11,509 BTCで維持し、2025年1月以降ポジションを変更していない状態が続いている。この保有分の四半期末時点の評価額は7億5500万ドルから7億8600万ドルで、テスラは過去には約43,000 BTCを保有していたが、前年までにポジションを縮小していた。仮想通貨財務が据え置かれる一方、第2四半期売上高は282億4000万ドルと前年同期比26%増加し、市場予想の約263億ドルを上回ったが、調整後1株利益は0.33ドルとウォール街予想の0.50ドルに届かなかった。7月22日の決算発表後、時間外取引で株価は約11%下落し、翌取引日にも軟調地合いが続いた。投資家の懸念は、Optimusヒューマノイドロボットやロボタクシー事業を含む長期案件への巨額支出に集中した。イーロン・マスクは、Gen 3システムが約10,000種類の固有部品で構成されるため、Optimusの初期生産は極めて低速になると述べた。限定生産は2026年7月下旬または8月にテスラのフリーモント工場で始まる見通しで、本格量産は2027年を目標としている。今回の結果は、テスラが大規模な資本投入を要する複数の取り組みに資金を振り向ける中で、力強い売上成長と利益率への圧力が同時に存在するという投資家にとっておなじみの緊張関係を改めて浮き彫りにした。

用語解説
  • ビットコイン財務: 企業が貸借対照表上の資産の一部として保有するビットコイン。
  • 評価損: 売却していなくても、市場価格の変動によって資産の帳簿上の価値が下落すること。
  • 本格量産: 限定的な初期生産を超えて生産量を拡大し、より広範な商業販売を支える段階の製造。