アルファベット、通期設備投資見通しを1950億〜2050億ドルに引き上げ

アルファベット、通期設備投資見通しを1950億〜2050億ドルに引き上げ

アルファベットはAIインフラ向け支出計画を引き上げるとともに、将来の支出コミットメント8110億ドルと、SpaceX上場後の保有株式評価額940億ドルを開示した。第2四半期売上高は大幅に増加したが、株価は下落した。

要約

アルファベットは通期の設備投資見通しを1800億〜1900億ドルから1950億〜2050億ドルへ引き上げ、AIインフラへの強い需要を理由に挙げた。一方で、6月末時点で設備投資とは別枠の将来支出コミットメントとして8110億ドルを開示した。第2四半期の設備投資は前年同期比で2倍超の449億ドルとなり、前四半期のプラスのフリーキャッシュフローや前年同期の約250億ドルに対し、約58.5億〜59億ドルのマイナスのフリーキャッシュフローの一因となった。アルファベットはまた、SpaceXのIPO後に同社持ち分の価値が940億ドルとなったとし、このうち約800億ドルは短期のロックアップ契約の対象であると明らかにした。第2四半期の売上高は約1197億〜1198億ドルへ約24%増加し、クラウド売上高は248億ドルへ82%増加したが、投資家がより重い投資負担に注目したことで株価は下落した。

用語解説
  • 設備投資: データセンター、機器、インフラなどの長期資産に対する支出。
  • フリーキャッシュフロー: 営業費用と資本支出の必要額を差し引いた後に企業が生み出す現金。
  • ロックアップ契約: 新規株式公開後の一定期間、株式売却を制限する取り決め。