Vertivは、海軍大学院校のNVIDIA DGX GB300システム向けに電力、液冷、ラック、導入サービスを提供し、モントレー校プロジェクトで3ラック構成のAIインフラを構築したと明らかにした。
海軍大学院校に寄贈されたエヌビディアのGB300 Grace Blackwellシステムに対し、Vertivが3ラック構成の物理インフラ導入を組み合わせた。Vertivによれば、高密度AI環境を稼働させるため、統合電源、液冷、ラックシステム、エンジニアリング、導入サービスを提供した。システムはエヌビディアがNPSに提供したもので、カリフォルニア州モントレーにある米海軍運営の大学院機関で、教育、研究、デジタルエンジニアリング、モデリング、シミュレーションを支える。 Vertivはこのプロジェクトについて、既存施設を新世代の高速コンピューティングが求める電力、熱、運用面の要件に対応できるよう改修し、新設の専用施設を待たずに活用できることを示したと説明した。構成は、Vertivの統合AIインフラ「SmartIT」を用い、NVIDIA、NPS、NPS Foundation、その他のパートナーと連携して構築された。内容には、電源保護・配電、AIラック、液冷技術、流体管理・監視、施設インターフェース、導入手順の調整、試験・稼働確認支援が含まれる。 ロイターは先に、この寄贈が米軍によるエヌビディア最先端サーバーの初の直接利用になると報じていた。一方でBlackwellチップは、米エネルギー省のスーパーコンピューターへの採用も計画されている。エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者は「AIは米国防の中核になる」と述べ、サミュエル・J・パパロ提督は、このシステムが学生と教員に技術に伴う機会と責任の双方を理解させる助けになると語った。