バンク・オブ・アメリカの強気・弱気指標、2020年12月以来の9.6に上昇

バンク・オブ・アメリカの強気・弱気指標、2020年12月以来の9.6に上昇

このセンチメント指標は投資家の異例に強いリスク選好を示しており、ファンドマネジャーの現金配分の低下を背景に、24年で3番目の高水準となった。

ファクトチェック
発端となったKobeissi Letterの投稿と、BofAのマイケル・ハートネットを引用した独立系アナリストのニール・セティはいずれも、ブル・アンド・ベア・インジケーターが9.6で、2020年12月以来の高水準であると報告している。詳細も各ソースで一致しており、ファンドマネージャーの現金配分は3.6%、6つの構成要素のうち5つが強気で、ブレッドスのみ中立、さらに売りシグナルの文脈も一致している。セティの「2020年12月以来、2月と並んで最高」という表現は、「2020年12月以来の最高」と完全に整合的である。この複合指標に関する主張の説明は正確である。矛盾する証拠は見当たらなかった。もっとも、BofAの元となるFlow Showレポート自体を直接確認できていないため、ごくわずかな不確実性は残る。
要約

バンク・オブ・アメリカの強気・弱気指標は7月23日に9.6へ上昇し、2020年12月以来の高水準、過去24年で3番目の高水準となった。市場センチメントが極めて強気であることを示している。この指標は、株式・債券ファンドへの資金流入、ヘッジファンドとファンドマネジャーの株式ポジション、信用市場の状況、市場の広がりを組み合わせ、投資家全体のリスク選好を測る。直近の上昇は主に、ファンドマネジャーの現金配分が前月比0.5ポイント低下して3.6%となり、13年ぶりの低水準近辺にあることが背景である。

用語解説
  • 強気・弱気指標: 投資家のリスク選好を示す複数の指標を組み合わせた、バンク・オブ・アメリカの市場センチメント指標。
  • 資金フロー: 投資ファンドへの資金流入・流出を指し、投資家需要の把握によく用いられる。
  • 市場の広がり: 市場の値動きがどの程度幅広い銘柄に及んでいるかを示す指標。